手書きフラッシュカードに疲れたら?3つの選択肢を比べてみた
手書きフラッシュカードに疲れていませんか。手作りvs自動生成の本音の比較と、アプリで作るカードの質を保つコツをまとめました。
手書きでフラッシュカードを作るのが嫌になったら、選択肢は3つあります。引き続き自分で作る、アプリにノートから自動生成させる、フラッシュカード自体をやめて別の方法で勉強する。この記事では、それぞれのメリットとデメリットを整理して、自動生成カードの質を保つコツを紹介します。
最初に正直なところをお伝えしておくと、手書きカードは学習効果が高いけれど作るのが大変。自動生成カードは速いけれど少し手直しが必要。結局、続けられる方法が一番正解です。
本当のトレードオフは「質」ではなく「完成させられるか」
手書きのフラッシュカード作りは、ただの作業ではありません。表と裏に何を書くか判断する過程で、何が大事かを自分で考えることになる、これは本物の学習です。
問題は質じゃない。ほぼ誰も完成させられない、というところにあります。
腰を下ろしてカードを写し始めて、40分後には11枚しかできていなくて、残り90枚を作る気力はゼロ。デッキがようやく完成した頃には、肝心の暗記に使う時間が残っていない。
だから正直な比較は「手作りデッキvs自動生成デッキ」ではなくて、「自動生成デッキvs作らない」になりがちです。ちゃんとレビューできるデッキのほうが、完成しない完璧なデッキより100倍マシ。
フラッシュカードがなぜ効くのか、その根拠が気になる方は想起練習の科学:本当に効く勉強法をどうぞ。
選択肢1:手書きを続ける
これが向いているケースも確かにあります。
- 語彙や語学を勉強している。 書く作業そのものが記憶への定着を助けるので、カードを作ること自体に学習効果があります。
- 量が少ない。 難しいトピックの20枚程度なら、さっと書くほうが早い。わざわざツールを用意するほどではありません。
- 書くことで頭が整理される。 ペンで書いたほうが理解が深まる人には、本当に合っています。
デメリットはすでにご存知のはず。時間がかかる、さぼりやすい、作る作業に勉強時間を食われる。手作りしているせいでデッキが永遠に完成しないなら、もっと頑張ろうとするより方法を変えるサインです。
選択肢2:ノートから自動生成する
「手書きフラッシュカードの代わりになるものを探している」という人が、実際に求めているのはこれです。
資料を1か所にまとめてアップすると、アプリがデッキを作ってくれます。Kyonoteではノートブックを作って、PDFを追加したり、講義ノートをそのままペーストしたり、スライドをアップしたりするだけ。重要な語句やアイデアが、短くて答えやすいカード形式に変換されます。手作りなら1時間かかっていたデッキが、約1分で出来上がります。
最大のメリットは「作る手間がなくなって、勉強に集中できる」こと。カードを見て「わかった」か「もう一回」かマークするところからスタートできます。
注意点も正直に言います。最初に生成されるのは下書きです。よくできた下書きですが、あくまで下書き。だから次のセクションがあります。
具体的な手順はノートからフラッシュカードを自動作成する方法、デッキの実際の見た目は勝手に作られるフラッシュカードでチェックできます。
選択肢3:フラッシュカードをやめて別の方法で勉強する
フラッシュカードだけが勉強の道ではありません。これまで自分に合わなかったなら、別のアプローチも試してみましょう。
- 問題を解く。 短い練習問題でも、カードと同じ想起の筋肉を鍛えられます。試験の前に自分でクイズを出すを参考に。
- 声に出して説明する。 知識をシンプルな言葉で説明しようとすると、本当に理解できていない部分が浮き上がります。デッキは不要。
- 耳で聴く。 ノートを音声に変換して、散歩や通学中にスマホで聴き流せます。詳しくはPDFをポッドキャスト形式で聴く方法。
どの方法も、フラッシュカードも含めて、目的は同じです。答えを頭の中から引き出すこと。読み返すだけでは、わかった気になって実は定着しない。その理由を掘り下げたのがノートの読み返しが意味をなさない理由です。
比べてみると
パッと選べるように、一覧にまとめました。
| 手書き | 自動生成 | フラッシュカードなし | |
|---|---|---|---|
| デッキができるまでの時間 | 遅い(たいてい1時間以上) | 約1分 | 不要 |
| カードの質 | 完成できれば高い | しっかりした下書き、手直しで磨く | 該当なし |
| やり続けられるか | 低い、途中でやめる人が多い | 高い、デッキがすでにある | 方法による |
| 向いている場面 | 少量、語学、書いて覚える人 | 大量の読み物、スライド、試験直前 | フラッシュカードが合わない人 |
| 正直なデメリット | 作り終わらないかも | 5分の見直しが必要 | 何らかの能動的な想起は必要 |
自動生成カードの質を本当に高く保つには
自動生成はほぼ労力なしでほとんどの作業をこなしてくれます。短い編集で残りをカバーする。質を保つコツを整理します。
- きれいな素材を入れる。 カードの質は元の資料次第です。整理されたノートとわかりやすいスライドからは、的確なカードが生まれます。乱雑な講義メモからは、乱雑なカードが生まれます。
- ウェブではなく自分のファイルを使う。 Kyonoteはノートブック内のファイルだけからカードを作ります。だから、実際に試験で出る内容に直結します。一般的なトピック解説とは別物です。
- 最初のパスを一度通読する。 デッキを頭から最後まで一回読んでください。あいまいなもの、間違っているもの、ずれているものを直す。資料より自分のほうが詳しい箇所があるはずで、そこに価値を足せます。
- 詰め込みすぎたカードを分割する。 1枚の裏に2つのことが書かれていたら、2枚に分けましょう。1カード1事実のほうが覚えやすく、正直に自己評価できます。
- 「もう一回」に正直に向き合う。 半分しかわかっていないのに「わかった」とマークするのは気持ちがいいけれど、何も身につきません。「もう一回」とマークしたカードだけが、まだ機能しています。
この5分間の見直しが、普通のデッキと試験当日に本当に頼れるデッキを分けます。そして、手作りにかかっていた時間のほんの一部しかかかりません。
結局どれを選べばいい?
短くまとめると、カードを手作りすることが勉強の障壁になっているなら、手作りをやめましょう。
- 量が少ない場合や語学学習なら、手書き。
- 大量の読み物、スライド、共通テストや受験直前なら自動生成して、5分で手直し。
- フラッシュカードが合わないなら、クイズかポッドキャスト。
同じノートブックから、クイズ、オーディオブック、2人でしゃべるポッドキャスト形式の音声、そしてフラッシュカードをすべて作れます。1つの方法に縛られる必要はありません。その全体像は1つのノートから3つの勉強法にまとまっています。
本当に大事な作業、つまり実際に記憶すること、はいつだって自分のものです。カードを作る手間は、そうじゃなくていい。ノートをアップして、Kyonoteにデッキを作ってもらって、5分で見直す。あとの時間は全部、成績につながる部分に使いましょう。
Frequently asked questions
- 手書きでフラッシュカードを作る意味はある?
- カードの表と裏に何を書くか決める作業自体が、素材を深く処理する学習になります。問題は時間と続けられるかどうか。カードを作ることが勉強の障壁になっているなら、完璧なカードより、実際に使えるカードのほうが断然役立ちます。
- 自動生成のフラッシュカードは使えるの?
- しっかりした下書き、という位置づけです。質の高いアプリなら自分のノートや資料から重要な語句やアイデアを抽出するので、最初のパスはだいたい良い出来です。編集者のように一度通読してあいまいな部分を直せば、手作りに近いクオリティが短時間で手に入ります。
- アプリで作ったフラッシュカードの質を保つには?
- 元の資料を整理してからアップロードし、生成後に一度通読してください。2つのことが詰め込まれたカードは分割しましょう。自分のノートやスライドから作ったカードは、実際のテスト範囲と直結しています。生成後の5分間の見直しが、普通のデッキを本当に使えるものに変えます。