イギリスでは誕生日やクリスマスにグリーティングカードを送る文化があるようです。私もイギリスに来て3ヶ月でクリスマスを迎えたため、家族にクリスマスカードを送りました。クリスマスカードを出すために郵便局に行くと、窓口には行列ができ、複数枚のカードを抱える人を何人も見かけました。
さて、’至るところで見かける’というのは、様々な場所でグリーティングカードが売られているのです。街中にはグリーティングカード専門店が複数存在するほどです。専門店以外にも様々な場所、文房具店(カード専門店のようにカードの種類が豊富です)やスーパーマーケット、チャリティショップや飲食店などでも見かけます。
グリーティングカード専門店も店によって置いてあるカードの絵柄の特徴が異なります。家の近所にも専門店が複数ありますが、コミカルで面白いデザインを扱うカードショップや、クラフト感のあるおしゃれなデザインを扱うカードショップなど様々です。私はお店を見て回るうちにお気に入りのカード専門店ができ、クリスマスやバレンタインのイベント向けのカード、バースデーカードなどを時々見に行きます。気にいるデザインが見つかったときは1枚しか残っていないデザインのカードもあるためすぐに購入します。
グリーティングカードは1枚売り~5枚・10枚のカードがセットで販売されているものもあります。1枚売りの絵柄の方が、カードが立体的なものや色鮮やかなものなどあります。カードは安いもので£2.5ほど。だいたいどの店でも£2.5~£4.5で、£4.5のカードは、デザインも色合いも高級感があるように感じます。
家族や友人と連絡したい時、スマホですぐに、そして簡単に連絡が取れますが、グリーティングカードを送り合う文化が定着しているイギリスに住んでいるのだから、たまには家族や友人にメッセージを手で書いて、グリーティングカードを送るのもいいなと思いました。